仕事の教え方について新人社員よりお願い。その1。

公開日:  最終更新日:2019/04/09

こんにちはシロクマです!

ニート期間4か月を経て11月に就職しまして早や1か月。新しい職場について思う事が多々あります。色々ありますが、特に新人教育についてはその新人がパフォーマンスを発揮できるか出来ないかがかかってくるので声を大にして言いたいです。

私はまだ30代前半ですが、前職では10年選手だったのでそれなりに教えられた経験、教える経験、マニュアルを作る経験をしてきました。

現職は小さい職場なので教育制度などは皆無だろうなとは思っていましたが、教えられた経験があまりない人、教える経験もあまりない人というのは総じてどうするのが新人にとって良いのか分からないんだろうなという感想を持ちました。

ということで!自身も教育担当をしていた経験を踏まえ、32歳で新人になった筆者からのお願いを纏めてみたいと思います!

職場の基本ルールを教えてください。

これは知らないと本人が超困るパターンです。

トイレ、休憩、掃除、してはダメな事、物の定位置、備品、暗黙のルールなど。

暗黙のルールというののは常々いる方はもう常識のように分かってはいますが、新人さんは教えてもらわないとなにも分かりません。たとえばトイレに行く時は一声かけるべきなのか?飲食物は近くに置いて自由に取って良いのか?それすら教えてもらわないと分からないのです。

朝は始業何分前にくるのか、自分で用意するべきもの、休憩所の利用方法など細かい事はそのうち分かるようになるでしょう、と言う人もいますが、最初に教えてくれると新人さんにとっては備えるべき「目安」というものが出来るので職場に早く馴染めるようになります。

関係する部分の全体像を教えてください。

教育制度がない職場の場合は就業初日から現場に入れられ、先輩社員に教わりながら仕事を開始すると思います。その先輩社員も特に上司から言われてなければ作業方法のみ教えてくれることでしょう。

私が新しい職場に行くようになって、特に改善してほしいと思ったのはこの部分です。

自分が今後やる仕事の全体像が見えないのです。

やるべき仕事が100あったとして、2週間経ったら30は1人で出来るようになった。であれば新人さんのモチベーションも上がります。ですが全体が分からないと新人さんは「今自分は30まで来たけどゴールは100なのか?200なのか?300なのか…?」となります。

実際には数値で見えるゴールなんてあるわけないのですが、何か実感できる目標がないと作業を覚える事が辛くなります。

細部まで教えてほしいというわけではありません、全体を見てなにがどのくらいあって、新人さんにはまずこの部分をマスターしましょうと伝えてほしいのです。(たとえばAという作業が基本ですが、類似作業としてA-2、A-3があります。まずはAの部分を覚えましょう。と。)

また、Aという仕事を初めて教える時は「今からAという作業をやります、こういった流れです。」と最初に言ってもらえると新人さんにとってはすごくやり易いです。

「あれ」「それ」「そっち」という言い方は混乱します。

例えば類似作業で正式に○○といったような呼び名のない作業が沢山あったとします。それに使う備品や道具も正式名称がないなんて事も多々あると思います。

あうんの呼吸でやってきたいつものメンバーなら「それ取って」とか「あれどうなってるの」とか言う良い方でも通じるかもしれませんが、新人さんの場合は「あれってどれ??○○のことですか?」、先輩「だからそれのことだよ」といったやり取りが目に見えています。

出来るだけ名称で呼ぶようにし、明らかに見た目が△なのに□という呼び方で呼んでいる物など、その職場独自の呼び方があるものはなぜそういった呼び方をしているのか理由を教えてくれると新人さんは「これは△ではなく□だ。」と覚えやすいかと思います。

新人さんは自分で考えています。

(この項は人によるのでなんとも言えないのですが…)

私の場合ですが教わったことを自分のノートにメモし、次回の作業時にメモを見ながらやってみる、自信がない場合は作業前に先輩に「○○はこうで良いんですよね?」と聞くスタイルをとっています。

が、せっかちな先輩の場合は私がノートのメモを見て前回の作業を思い出し考えている最中に「○○はこうだから。」と先に答えを言っちゃうんですよね…。

体で覚えろ!も大切ですが、類似が多い作業の場合は頭で覚えることも必要なので「お、新人しっかり自分でメモとって自分でやろうとしてるな、よしよし。」と思って温かく見ていてください。




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