チャタレイ夫人の恋人(2015年イギリス版)感想

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先日鑑賞したレディ・チャタレー(2006年フランス版)があまりにもよく分からなかったので、別のチャタレイ映画を鑑賞しました。

今回見たのは2015年イギリス版。

2006年版と比較してどうだったかがメイン感想です。

分かりやすかった

まず何を差し置いても、2006年版と比較してストーリーが分かりやすい!

会うたびにセックスばっかりしていた2006年の2人よ!恋愛とはこういうものだ!という感じ。

ストーリーもそうだけど、主要キャラ3人が非常に分かりやすい。

森番は自分不器用ですからキャラも持ちつつ芯のある野生的イケメンで、コニーは皆が惹かれる明るくユーモアのある美人なお嬢様。

それだけでもう何か起きそうな感じあるじゃないですか。実際起きるわけですけど。

チャタレイ本人に関してはかなりキャラ立ちしており、いろいろと同情する部分が多くてラストで悲しくなってしまう映画でもあります。笑

3人とも2006年版とはかなり違う印象を受けたので、これは原作読まないと本当のチャタレイ夫人の恋人はどんな話しなのか分からないな?という気がします。

(あとボルトン夫人にはすごいイライラした。)

エロ度は皆無

チャタレイ夫人関連はエロに振り切るか、ストーリーに振り切るかなのでしょうか。

本作はエロ度は皆無、セックスを匂わせるまではあるけどもポロリやモザイクが必要なシーンは無しです!

それでも満足出来る森番のセクシーさ、コニーの瑞々しさがあります。

コニーの衣装も見どころですね、毎日違う服なので見ていて楽しいですし、なによりオシャレ!

ちなみに森シーンは少なめ。美しいヨーロッパの森…を堪能できるわけではないです。

庶民と貴族についてのシーンが多めにあるのでどこに重きを置くかでしょうね。

チャタレイ夫人の恋人(2015年イギリス版)総評

80点。

2006年版を見た後だからでしょうか、美男美女の恋と分かりやすいストーリーが高得点。

チャタレイ本人が見ていて辛くなるレベルで可哀想なのでややモヤモヤします。。

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