ダウントンアビー シーズン1ネタバレ感想 妬みの胃もたれ中

公開日:  最終更新日:2020/05/04

イングランドの邸宅「ダウントン・アビー」で暮らすグランサム伯爵一家とその使用人たちの内情を描いた海外ドラマ。

が高評価だったので、シーズン1(全7話)を鑑賞しました。

ネタバレ感想です。

登場人物の名前覚えられない問題

長編海外ドラマあるあるだと思うのですが、登場人物が多すぎて顔と名前一致しない問題が多発!笑

伯爵一家は人数が少なく出番も多いのでそこそこ分かるのですが、問題は使用人達です。同じ服装で同じ髪型で同じ役割の人がいたりするのでもー全然覚えられません!

6話目くらいになってようやく「あ、これは誰々のことを言ってるんだな。」とか分かるようになりました。

この現象って自分が日本人だからなんですかね?そもそも日本のドラマとか映画って、似た服装や髪型がたくさん出てくる話ってあまりないのかもしれないですが。(大河ドラマはたくさん出てきますが。。)

貴族の生活って大変

(面倒なので貴族って一括りにしましたが、伯爵って貴族?そもそも貴族って何?ってくらい無知な私です。。)

貴族って大変だなと思った事が2つ。

まずロバートがマシューに対して

「使用人達はそれを仕事としてやっているのに、自分が嫌だからと取り上げてもいいのか?」

といった感じの言葉を言っていたのが印象に残っています。

貴族ってただの金持ちっていうより、ダウントンアビーというお屋敷を経営する会社で、伯爵はその会社の社長って感じなんですね。夫人は副社長といったところでしょうか。

責任重大です。

そして限嗣相続(げんしそうぞく)制度について。

高慢と偏見とゾンビを見たときにも不思議な制度だなぁと思ってたけども、相続する際に分散されてしまうのを防ぐ為の制度なんですね。

とくに女性は相続出来ないっていうのがその時代をよく表しているなぁと思いました。

家を守るため、女は政略結婚以外を選べないなんて。

うんざりな部分が多い

分かっていて見始めましたが…

誰かが誰かを妬んでいる。陥れようと策略している。裏切られた。政略結婚。といった内容がほとんどを占めたドラマです。

長女のピュアな部分が少し見れたかな?と思いきや、次女に負けたくない気持ちから酷い嘘を言ってしまったり。

まーとにかく家族間、伯爵一家と使用人、使用人同士での雰囲気が最悪。

ドラマなのでピュアなお人好しだけでは成り立たないのは分かっていますが、こう毎回毎回なにかが起こると疲れます。。

たしかに貴族の生活やお屋敷の調度品、服装、新しい発明品、新しい思想について描かれていてよく出来たドラマだなぁと感心する部分も多々ありますが、陰口や妬みばっかりだと疲れるわという人にはお勧めできないドラマでもあるなと思いました。

ダウントンアビー シーズン1総評

70点。

面白いなとは思ったけど、私には合わないなと感じた。

妬みや意地悪、陥れるような要素が多すぎて胃もたれ気味。。。

個人的には第一下僕のあいつより、夫人付侍女のあの人より、伯爵一家の次女が嫌いです。逆に長女は好感もてる。

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