ゲットアウト 映画ネタバレ有り感想 まさかのそういう展開なのね
こんにちはシロクマです!
久々に映画鑑賞レビューです。
今回はコチラ「ゲットアウト」直訳すると「出ていけ」という意味のあるサイコホラー映画。その意味とは!?
あらすじ
黒人の青年クリスと白人女性のローズは付き合って3か月のカップル。
ローズの実家に行くことになったクリスは、自分が黒人であることを両親に伝えたのかローズに聞くが黒人だから言わなければならないのか?とローズは明るく答える。
同じ黒人である友人に「白人女の実家になんて絶対行くな」と忠告されるがクリスはローズの実家へ向かう。
ローズの実家は田舎の森の中にあった。
両親は暖かくフレンドリーに迎えてくれたが、庭には黒人の使用人、キッチンには黒人のメイドがいて2人とも何か変だ。
以下ネタバレあり感想
ずっと不気味
両親の家に行く道中からすでに不気味ですよね。。。クリスはそんなに行きたい感じでもないのに、彼女のローズは大丈夫よ!私がついてるわ!行きましょう!みたいな感じでやや強引。しかも動物飛び出してきて車血だらけになるし。
家に着いたら着いたでなんか自分と似たような黒人男が庭仕事してるし歓迎してない雰囲気だし、父親はやたらぐいぐいくるし、メイドもニヤニヤしてて気持ち悪いし…もう違和感ありまくりです。
夕食の時も自分の彼女の初めてのキスの話しをされたり、兄がやたら自分の体に興味持ったりでずっとリラックスできない感じ。
からの「明日はパーティーよ!」って自分だったら絶対逃げ出したくなるような状況なんですが、愛する彼女の為に頑張ろうとする可哀相なクリスよ…この不気味さにピーンときてさっさと帰れば良かったんですねぇ。
ここの不気味さ、絶対になにかある、という演出は良かったと思います。
洋画特有の
登場人物が悪者だと分かった瞬間、今まで普通だったのに表情も振る舞い方も雰囲気も全部が「悪者です!」という感じに変わるのはなんでなんでしょうかね?ローズですよ、白人彼女の。
今まで良い人の演技してたけどもう必要ないよね~ということなのでしょうか。
それにしてもそういう演出を色んな洋画でよく見かけます。「またこの感じか」という既視感はありますよね。
個人的には悪者だって分かってからも「良い人を振る舞っている」もしくは「実際感じの良い人」なのに中身はえげつない事考えてる悪者じゃん~というほうが好きなんだけどなぁ…。
飽きないけど特別盛り上がる部分もない
序盤からちょっとずつ不気味ポイントが増えていって、後半は小出しに種明かしされて行く感じがありますよね。なので飽きはしないけどどこが見どころなのか?と言われるとうーん…となる感じです。
若くて逞しい体が欲しい…から乗っ取ってしまおう!って内容だけでは単純すぎるので最初は黒人差別がテーマだと思わせておこうみたいな、なんか見え見えな引っ掛けがなぁ。
引っ掛けにしようとしてるのが見え見えな所が個人的にマイナスポイントなのかもしれません。
疑問点
祖父と祖父母はなんで使用人をやっていたんでしょうか?クリスに違和感を感じさせるため?いやいや私があの一家なら2人は隠してクリスを完全に安心させてから母親の洗脳をかけると思うんですよねぇ。
ゲットアウト 感想まとめ
60点。
引っ掛けるぞ~というのが見え見えで、始終不気味で、典型的な洋画パターンの悪人が出てきて、ここぞという盛り上がりポイントがよく分からなくて、最終的に1番印象に残ったのが黒人友達で運輸保安庁に勤めているロッドっていうね。ロッドは良い奴。
そもそもジャンルすら確認せずに、知人が見たって言ってたから私も見よ~ってくらいの感じで見たのがいけなかったんですよ。この映画はあらすじ(予告)を確認した上で見た方が楽しめる映画なのでは?と思います。あらかじめ予想をたて、こういう感じなんだろうな~と思って見たほうが良いです。多分。
最後に、タイトルのゲットアウト「出ていけ」っていうのは、乗り移られたけどちょっと意識を取り戻した瞬間に忠告してくれた黒人男性のあのセリフってことですかね?それとも自分の頭の中から出ていけって意味もあるのでしょうか。