ハウンター 映画ネタバレ感想 ホラーですやん
私は普段、時間があるけど見たい映画がそれほど溜まっていない時、ジャケのみ見て「あっ面白そ~これ見よ~」って決めちゃいます。
このハウンターも同様、ジャケと評価を一瞬だけチラ見して鑑賞スタートした映画でした。
始まってすぐに感じるホラーな雰囲気、「え、私ホラー苦手なんだけどなぁ…」と思いつつも鑑賞を進めたマジホラー作品です。(※ホラーファンからすればこんなの怖くねぇよ!となる作品かもしれませんが、私は途中で止めたくなるくらい怖かったんです…)
あらすじ
弟のトランシーバーの声で目が覚めたリサ、家の外はやはり深い霧で少し先も見えない。
今日はリサの誕生日の前日。母親から「明日の誕生日はどこのレストランに食べに行く?」と聞かれリサは「明日になったら聞いて」と答える。地下室で洗濯機を回すようお願いされるが洗濯は昨日もした。
次の日、また霧が深い。母親から「明日の誕生日はどこのレストランへ行く?」と質問され「明日聞いて」と答えるリサ。家族は毎日同じ日を繰り返していた。
毎日同じであることに気付いているのはリサだけだ。1週間も同じ日ばかりを繰り返している。洗濯を頼まれ地下に行くと、いつもと違う事に気づく…。
以下私の感想
怖いけど
うっかり見えてはいけないものが見えちゃったっていうホラーも怖いですけど、そこに何かあるって分かってて見に行く、ってのもなかなか怖いですよね…。変な音がするからって見に行かなくていいよ!大人しく怪しいおじさんの言う事聞いてよ!ってずーっと思ってました。
怖いだけではない、という点ではよく出来ているなぁと思います。ループものが苦手です繰り返しシーンが多いので飽きちゃうんですよね。でもハウンターを飽きずに見ることが出来たのは1日ごとに狂気じみた日、おびえている日、何かが違う日、と「なになに?どうなってるの?」と興味を引くような展開になっているからでしょうか。
客観的に見て同じ日の繰り返し、ではなくリサの立場になって見やすい映画なので、繰り返しの中にあるちょっとした変化を注意して飽きずに見ることが出来るんだと思います。
救われるホラー
もともと死んでいるので救われるもなにも無いのですが、主役が1人だけ生き残ったとか、逆に全員死んだとか、結局理由は分からずとか、呪いだとか、そういうエンディングじゃなかったのが良かったポイントだと思います。
なぜこうなったのか?事件の解決、その後の家族と被害者について想像しやすいので見終わった後のモヤモヤ感が無かっただとか、ホラー苦手だけど見て後悔しなかったとかがあるのかな、と。
余談ですが、アビゲイル・ブレスリンが成長している
リサを演じているのはゾンビランドや私の中のあなたに出演しているアビゲイル・ブレスリンさん。分かりやすい顔をしているのですぐに分かりました。
もしアナと雪の女王が実写化されるとしたらアナ役はアビゲイルいい!って思ってたけどハウンター(2013年)の時点ですでに高校生くらいに見えるので、もう大人なんですね…。白人の女性は成長が早いわ。
映画「ハウンター」総評
70点。
すごく良い映画だけど、ホラー苦手な私には怖すぎた。