ジョーカー 映画ネタバレ感想 無知な私には難解。。
バットマンの悪役であるジョーカーがどうして誕生したかに焦点を当てた映画「ジョーカー」。
バットマンシリーズが好きなので映画館で鑑賞してきました。
ネタバレ感想です。
無知な私には難解
ジョーカー誕生を簡単に言うと「精神障害と脳機能障害がある白人男性が、社会から疎外され母親の過去を知り信じたものから拒絶され、暴力の快感を知った。」です。
舞台はアメリカ。ゴッサムシティはニューヨークを連想させますよね。
映画内のゴッサムシティは政治が荒れゴミ収集がストライキを起こしており、社会保障が打ち切られるというところから始まります。
それに加え立場の弱い人、エリート、白人、黒人。いろんな立場の人が登場します。
アーサーがもともと加虐性を持っていたかはハッキリとは描かれていませんでしたが、それらの要因が重なってジョーカーになるきっかけになったのは明白で。
う…うん。
日本でぬくぬくと暮らしアメリカの差別や過去の政治的問題なんてなんにも知らない私にしてみれば、そういう環境で育った人達の心の中なんて想像もつかないというのがなんとも勿体ないポイントでした。
なんとなく分かるけど、へ~そうだったんだ~程度にしか理解できないもどかしさよ。。
繊細な心の動きが読める人であれば、時代背景など知っていなくても共感できるのかもしれませんね。。
今回もオシャレ
ジョーカーと言えば白い顔に真っ赤な唇、緑の髪、そして派手なスーツ!!
いやー今回のジョーカーもオシャレでしたね。
ダークナイトのジョーカーが超オシャレだって言われてますが、見た目だけなら私はこっちのジョーカーの方が好きかもしれません。
▼本作のジョーカー
▼ダークナイトのジョーカー
テレビに出る時用のおめかしスーツなのに何故かヤバいやつに見える配色…というのがグッとくるんですかね。
ピンクのスーツ、良いです。
疑問点:母親の過去は妄想?真実?
アーサーの母親であるペニーは若い頃ウェイン家で働いており、アーサーは実は家主であるトーマスの隠し子というのがペニーの言う真実。
精神病院のカルテやトーマス本人はそれはペニーの妄想であるという真実。
私が思うに「ペニーの言う過去が本当なんじゃないかなぁ~そうだと良いナァ~」です。
トーマスは大企業のトップで、今や市長にも立候補するほどの立場の人間。かたやペニーはただの使用人。当時でもそんなスキャンダルが漏れれば大変。ってことで、トーマスは権力を使いペニーを精神異常者に仕立て上げ病院に監禁したのでは?と思います。
なんならアーサーを虐待していたペニーの交際相手も、アーサーの存在を疎ましく思ったトーマスが送り込んだ刺客なのでは?とすら思えます。
ううーん。だとしたら殺されて当然という見方も出来きますねぇ。
あ、でもそしたら「養子」であることの意味ななんなのでしょうか。
養子の部分もトーマスの策略で、アーサーはペニーの息子ではない=トーマスとは本当に関係ないということを印象付けたかったのでしょうか。。
分からん。
ジョーカー 総評
70点。
無知な私には共感不能だし、鑑賞前の情報が多すぎて期待しすぎてしまった(こうだろうと想像しすぎてしまった)部分が大きかったのかも。
ただしジョーカーになった際のスーツは超好み。