華氏451 HBO版ネタバレ感想 リメイク作品としては見ないほうが良い。

公開日: 

1966年版は超好み。

今回はHBO製作ということで期待大だった華氏451!

ようやく見ることが出来ました!

(ゲースロリアルタイム視聴したいから、アマゾンでスタチャンEX加入したら見れるようになった^^)

 

サイト内関連記事「華氏451」1966年版感想 → 華氏451 がリメイクされていた!読書好きにはグッとくる映画。

華氏451

画像出典元:映画.com

別映画と思って見た方が良いかも

1966年版映画のリメイクとしてHBO版華氏451を見ると、、うーん、ちょっと…。

というのが正直な感想です。

新たに作った小説映像化作品、として見た方が良いかもしれませんね。

この映画のもっとも大切なポイントは「書物(自由な思想)は禁止され、思想までも制御されている」という世界観ですよね。

なのですが、モンターグの幼少期の記憶、ニュース情報の制御、過度の監視、ウナギの生活と色々と見るべきポイントが多すぎて1番大切な部分に焦点を当て切れていない感じがします。

せめてオムニスを放すことでどう希望に繋がったのか?がちゃんと描かれていれば良かったのに…と思います。

 

※情報操作、感情と思想統一系を見るのであれば、伊藤計劃(いとうけいかく)のハーモニーがおススメ!

小説とアニメ映画があります。アニメは見てないけど、小説読んで衝撃受けました。

特に気になった3点

まずファイアマン達のノリ。

あんな超縦社会の体育会系で?非番でも潜入捜査するブラック企業で?ウェーイ!イケイケ!な感じでファイアーする?ような集団なの?

なんか国民のヒーロー的存在として全国ネットで中継されてるし。

たしかに66年版と同じ雰囲気で映像化してもな、というのもあるだろうしこういうアレンジ?解釈?も良い方向に行けば問題無かったんでしょうが私としては「このノリ…ないわ。」って感じでした。

粛々と自分の仕事をこなし、真面目に働き昇進を目指すモンターグの方が良かった。

 

2つ目。

インターネットTVシステム。(なんだっけシステムだっけ。)

デジタル媒体にした書籍にも火付けちゃうのもなんか変だったし。

システムのカメラから見たであろう360度映像も分かりにくかったし。

記録抹消後のウナギたちはどうやって生活してるんだ?っていうね。

 

3つ目。

なぜ夜のシーンばかりなんだ!!

そもそも、最早この世界には昼間なんて時間帯はないのか?って思うくらい夜ばっかりでしたね。

抑圧された世界観の象徴として「夜」を使っているなら、モンターグが書籍に興味を持ち、昔の文化に触れて心が動いた時とかはせめて明るくしてほしかったですね。

なんだかんだ言ってても、良かった部分もある。

老婆の炎上シーン。(66年版完全再現ですね。)

やっぱりこのくらいインパクトないと書物愛好家たちの思いが伝わってこないですよね!

 

そして顔が怖いベイティ隊長。

ちょっと分からない部分でもありました。

自身も書物愛好家、内容を覚えて口ずさめるくらいには読み込んでいるし、自分が思う文章を書いては眺めている。

それとも、本当に燃やすことに対して欲が大きく、摘発した書物を燃やすだけじゃ足りず、自分で書いた文章を燃やしてニンマリするド変態なのか?

どっちにしろヤバい人であることは確か。

前者であれば世間体第一優先の頭カチカチ野郎だし、後者であればただの変態なので。

華氏451 総評

60点。

わざわざツタヤで借りなくて良かった。

原作、66年版が好きで、HBO版も気になってる方は相当ハードル低くして見ることをおススメします。




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