ナイトマネジャー 海外ドラマ感想ネタバレ

公開日:  最終更新日:2020/05/02

海外ドラマ「ナイトマネジャー」見終わったので感想を書いていきます^^

ナイトマネジャー

画像出典元:Dライフ公式

基本情報

ジョン・ル・カレの同名小説をイギリスとアメリカの共同制作でドラマ化。

主人公はもともとホテルのナイトマネジャー(夜間支配人)をだったが、国際執行機関員に誘われ武器業者の元へ潜入する、というスパイものですがアクションシーンはあまり無く、映像も美しいので痛いシーンが苦手な人でも楽しめると思います。

ただしセクシーなシーンもあるので家族は見ない方がいいかも!

 

2018年7月現在ではアマゾンビデオが独占配信、BSではDライフでも放送しているみたいですね。6時間のドラマですがアマゾンビデオでは8話に分けて配信されていました。

今のところシーズン1までしか作られていませんがシーズン2製作の噂もあるようです。

が、1でこれで完璧ってくらいきちっと完結しているので、個人的には2はまだ見たくない。。1作ってみて良かった、ヒットしたので2作ろうかって続編作ると失敗しますからね。

良かったところ

主役のトム・ヒドルストン

トム・ヒドルストンがほんっとにカッコいいんです!!!いや違うカッコいいっていうよりかは色気!?上品さ!?寡黙でクールで出来る男!というのが溢れています。

そういう役である、ということもあるんですが男の色気がガンガン出ているので、トム・ヒドルストン見てるだけでも満足できます。

全体に出来る男感が出まくっているんですが私のおススメ出来る男シーンは、右腕であったコーキーを失脚させるあたりらへんのホテルで隣の客にスムーズにお詫び入れるところ、クールすぎます。

組織のボス、リチャード・ローパーの愛人であるジェドとの絡みも最高にセクシー。

シュッとした男性好きな方にはぜひ見てほしいドラマです!

緊張感がある

スパイものなので、全体にやんわりと緊張感があります。

国際執行機関員達のやりとり、スパイ先での情報収集、MI6(イギリスの秘密情報部)の組織あるあるな嫌な部分が書かれていたり、密輸のやりとりの意外すぎる簡潔さだったり、話しはたんたんと進んでいくんですがその中にあるジリジリとした緊張感がたまらないです。

ぎゅっと濃縮された話数

1シーズン6時間ということもあり、話しの進みも早く中だるみもまったくないです。

MI6の内部の話しは少し難しいですがその他の話しはけっこう分かりやいのも良いですね。メインとなる人物も絞られているので、私のように登場人物の名前覚えるの苦手な人でも楽しめる作りになっていると思います。

微妙だったところ

ラストが微妙

※超ネタバレてるので注意です。

 

とうとう組織のボス、リチャード・ローパーを追い詰めて警察が逮捕~かと思いきや、武器取引先の人が出てきて連れ去っていくっていうラストになっていますね。ボスが警察やMI6とも裏で繋がっているっていうのを分かっていて、逮捕されたくらいではまたすぐに出所してくるはず、だからこういう風になるように仕組んだ、って描かれていますよね。

私が納得できないのはここです。

裏では武器取引と癒着している警察やMI6にはまったくのお咎めなしでめでたしめでたし、となっている点。

組織のボス、リチャード・ローパーがいくら重犯罪人だからって敵対する組織に引き渡してしまう点。

警察に逮捕させたところで癒着状態にある彼らにはリチャード・ローパーを捕まえておく方法も理由もないのでっていうのは分かるんですけど、私刑という選択になってしまったところが残念だなと思います。

MI6の悪いボスもなんとか失脚させて、癒着状態をキレイにした上での逮捕、であってほしかったですね。

総評

85点。

ラストが気に食わない、とか言っておきながらかなり高得点にしました。それくらい良かった。

主役のトムヒだけでなく味のある俳優さんも沢山出ていて、6時間でサクッと見れるし話もギュッとしているし、満足度が高い作品だと思います!




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