ウエストワールド 2回目鑑賞!海外ドラマネタバレ感想

公開日:  最終更新日:2019/03/13

ウエストワールド2回目鑑賞終了しました!

ウエストワールド画像出典:ワーナーブラザーズ 

1回目見た時は分からないことだらけで全然面白くなかったんですが、からくりを全て分かった上で見ると面白いのでは?と感じた為2回目を見ることにしたんです。

1回目見た感想はコチラ。

1回目見た時に私と同じような感想を持った人は、2回目を見る事をおすすめします!

ウエストワールド 2回目見た感想

良かった点

テーマをじっくり堪能出来る① 人間って?ロボットって?

人間とロボットの違いは?という深いテーマについてじっくり考えることができます。

劇中に出てきた解としては「自責の念があるか」「記憶から間違いを学ぶこと」とあります。

少し攻撃的な言い方で「見た目で区別がつかないなら同じ」「自分の決断に疑いもせず、自分が人間であるかロボットであるか考えない」と話しているシーンもありましたね。

たしかに定義としてはそれで良いと思います、というか他に思いつきません。

 

視点を変えて自分はどうなのか?について考えてみました。ウエストワールドを見た人で、人間とロボットの違いについて考えた場合2種類のパターンに分かれるんじゃないでしょうか。まず1パターン目「人間って素晴らしい」、そして2パターン目「自分もロボットだったらよかった」。

1パターン目については言葉通りです。

私は2パターン目の「自分もロボットだったらよかった」という感想を持ちました。意外とこういう人多いんじゃないですか?ホスト(ロボット)は生きる上で自分にとって不都合となるものは見えないように設定されている、自責の念を持たないで生活している。自分は何者か、自分の決断に疑いもしない…。

私がそう思った理由は単純です。自分の意志で今まで生きてきて、今の自分があると思いたくないから。

今の自分って20歳くらいの時に見ていた自分像とはかけ離れていて、夢もなくて、社会にも貢献してなくて、幸せ家族計画からも外れていて、世間でいう「負け組」に入る部類だと自分で思っていて…

そんな今の自分を作ったのが「自分の意志」で、これからもそれを変えることが出来ない自分にがっかりしているくらいなら、生きる上で自分にとって不都合となるものは見えないように設定されているホストの方が幸せなんじゃないの?と思うんです。

でも、それも「自責の念」ですよね。

人間であることは辞められないし、自分でどうにかするしかないんです。

(このテーマ「良かった点」として書いたけど、落ち込む内容になってる 笑)

テーマをじっくり堪能出来る② ほんとうの自分

すべてを解放した本当の自分についてもこのドラマのテーマなんじゃないでしょうか。

ほとんどの人は自分の中にある欲望を押し殺して生きて、もしくは気づかないで生きています。それが解放された時どうなってしまうのか…それってパーク訪問者もそうだし、方向は違いますが私欲でホストに感情を与えてしまったフォード博士もそうだと思うんです。

若き日のウィリアムのように自分の残虐さに気付いてしまった…というのもすごいですが、それよりフォード博士の「自分を犠牲にしてでも、その先にどうなるかやってみたい…」という欲望ってすごいですよね。なんなら憧れさえ感じます。

先ほど書いた人間とロボットの違い、についても通じる部分だと思うのですが何か1つの事に執着して自分がどうなっても突き詰める、というのも人間であること、なのかもしれませんね。

謎を知った上で見る、答え合わせの快感

1回目見た時は10話目まで「まったく何がどうなってるのか分からん」状態だったんですが、改めて見ると序盤からヒントがチラホラ出てきてたんですね!

全部知った上で見る答え合わせ。これは快感としか言いようがありません。交差する3つの時代のストーリーがちょっとずつ重なっていく感じが、本当に上手く作られているな~と感心しました。

ただ、2回見ても分からない謎も多々ありまして…それも別記事でまとめたいと思います。

不満な点

特に無いのですが、しいて言えば私みたいな推測能力のない人には1回見ただけじゃまったく面白さが伝わらない、っていうところですかね。

ウエストワールド 2回目鑑賞まとめ

80点。

1回目見た時が60点を付けた気がします。

オチを知った上でしかもこんな短期間で2回目見て80点ってなかなかの作品ではないでしょうか。

1回目見た感想はコチラ。

1回目見た時に私と同じような感想を持った人は、2回目を見る事をおすすめします!




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