ダイエットランド 海外ドラマネタバレ感想

公開日:  最終更新日:2019/03/21

過激系海外ドラマ「ダイエットランド」見終わったのでレビューです。

ダイエットランド

画像出典:海外ドラマNAVI

あらすじ

主人公は太った女性プラム、有名雑誌のゴーストライターとして働いていますが自分がまともな仕事に就けないで、真っ暗な人生を送っているのも全ては太っているせいだ、いつもそんなことを考えているプラムは痩せるために胃のバイパス手術を決意。

そんな彼女の前に謎の女性が現れ「女性を暴力や差別から守る団体」を紹介されます。

時同じくしてある殺人事件が話題に。ジェニファーと名乗る殺人犯は「女性の人権を守るための声明」を発表しますが、過激すぎる内容に賛否が別れます。

以下私の感想

良かった点

刺激的

生まれも育ちも日本、平和ボケで普段過ごしている私にはかなり刺激が強い作品でした。

作品は全体を通してどこかどんよりしています。その中でプラムの内面(生々し過ぎる欲望や痩せる事への憧れ)が描かれていて、アメリカのマイナスな面(直接的な差別)に気づかされます。

劇中で覚醒したプラムが「みんな変わりたい、抜け出したいと願っている。でも今いる世界が勝手に自分の都合の良いように変わってくれるのを待ってる」的なことを言います。まさにその通りだし、だいたいの人はそう思ってるんじゃないか日本人、って思いましたね。私もその1人なので偉そうなことは言えませんが。

闇が深い

プラム病んでますね。。。

痩せている女性こそ正義、のような考えには賛同できませんが、病んでいる人という点では「分かる…」という部分がいくつもありました。

自分のコンプレックスを必死に治そうとして周りが全部敵に見えてしまうような考えの人が他にもいるという安心感、自分より闇が深い人を見て可哀相と感じること、そう感じた自分を客観的に見て最低な人間だなと気づいたこと。

そういう自分の嫌な部分に重なったり、嫌な自分が見えてくるドラマを「良かった点」に書いた理由、それは調子に乗らせるものばかりではダメだ、と感じたからです。たまには好きなもの、好きな人から離れ嫌な自分を見ることをしなければいけないんじゃないでしょうか。

とくにネット社会の今、見たくないものは見ない、好きなものだけに囲まれて生活している、という今の私のような人多いんじゃないですか?それでも良いと思いますが、たまには現実から逃げない「最低な自分」というのも見てあげたほうが良いのかなと思います。

微妙だった点

プラムの最後の選択が理解できない

これは解釈の違いかもしれませんが、プラムが過激フェミニスト団体のジェニファーに入団するところでドラマは終わっています。

プラムにとってはフェミニストとして活動するのでハッピーエンドということになるかもしれませんが、フェミニストをかざして何人もの殺人、資金も底をついて更には知人からのタレこみで団体のボスが警察にバレてしまった、そんな崩壊寸前の過激団体に嬉々としてついていくのって私から見たら全然ハッピーじゃないです。

プラムがフェミニストとして目覚め、なにか活動したくてたまらない状態になっているのも分かりますが冷静さを失っているというか、アルカイダの誘い文句に乗せられてよく考えずについていく若者と重なるなーと感じました。

ダイエットランド 総評

70点。

人によっては最悪、見たくないと感じるドラマかもしれませんが、生々しい、嫌な部分も見える、という点で好ましく感じました。

モヤモヤしている女性向けです。

男性は見ても「え…」ってなると思います。笑




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