そこそこ良い会社を辞めてもうすぐ1年。いま完全ニートの私が思う事。
2018年6月、10年以上勤めた会社を辞め、甘い考えでブログを開始。
でもブログの収入なんて雀の涙以下、お菓子の1つも買えない。これはマズいと考え正社員として再就職するも2か月で退職。
ハローワークで良さそうな求人を見つけ応募するも、履歴書送る段階で嫌になりフェードアウト。
今や就職活動も出来ておらず、毎日家でゴロゴロしているだけのニートになってしまいました。
勢いで仕事辞めたけど、今思えば「甘いよ自分」と思える部分も沢山あったなぁと思います。
当事者にしか分からない
全ての選択はこれに尽きるので言ってしまえば終わりなんですが(笑)、退職も転職もニートも全てはやってみないと分からないんです。
失って分かるなんとやら、ですよ。
「え?なに?良い仕事が見つからないって?そんな求人沢山あるんだし、まずはどれでも良いからやってみれば良いじゃん!」
だったのが
「…良い仕事見つからない…。」
に変わって、
「就職するなら正社員!」
だったのが
「派遣でもパートでも単発バイトでもなんでも良いや。。」
に変わって、
「は?ブログPVが伸びない?んなことはもっと努力と勉強してから言えよな!」
だったのが
「…勉強ってどうやるんだっけ?努力ってなんだっけ?」
に変わってしまいました。笑
ここから分かるのは他人事であればあるほど、的確(最適)な答えが出せるって事なんですね。恋愛相談も同じですよね。
でも実際に当事者になるとあれこれと想像(特に悪い方向に)してしまって、なんにも出来なくなってしまうんです。いかに客観的に自分を見れるか?が難しいか実感させられます。
ニートであることの心境
よくニートになると
「社会人の友達に会うと自分が情けなくなる」
「仕事してないのに普通に生活してる事に対して罪悪感が沸く」
なんて事を聞くと思います。
その点に関しては、私は図太い人間なのか情けなさも罪悪感もまったくありません。
ちょっとくらい肩身の狭い思いしても良いんだろうけど、どうやってもそんな気持ちにはならない…1人暮らしで貯金で生活してるからなのかな?
会社を辞めたことを少しだけ後悔
10年以上勤めた前の会社は今思えば、残業代ちゃんと出るし、有給も取れるし、男女育休あるし。条件は悪くなかったよなぁと。33歳女である私が同じ条件の会社に正社員で再就職となると、結構難しいんじゃないか?と思います。
毎月一定額の収入があることは生きていくうえで1番といっても良いほど重要な事だし、いつまでも無職だと周囲(特に親)が心配する。
なにより飲み会とかで久々に会った人に「今なにしてるの?」と聞かれ「無職です」と答えた時の「…。」という相手の微妙な顔を見なくても良い。
今は求人が多いよと言われても、自分が興味のある職種、条件に合う会社が求人を出しているとは限らない。
退職前に描いていた人生計画とはまったく違うニート生活を送ってしまうこともある。
今だから言える「あの時、勢いで辞める事なかったかもなぁ」。
なんて。
でも後悔はしていなくて。
実際辞めたからこそ転職した人の気持ちも分かるし、無職の気持ちも分かるし、同世代でフリーターや派遣やってる人の気持ちも分かるし、後先あんまり考えずに辞めてしまうとこうなると身を持って知れたから、後悔はしてない!(したくない!笑)
ってまぁカッコいい事言いましたけど、無職であることの不安はあります。
なのでなんかバイトでもしようかなー。。