高慢と偏見とゾンビ 映画ネタバレ感想
勝手にゾンビ祭り3作品目は、高慢と偏見とゾンビです!
公開当時に映画館まで見に行って大満足で帰ってきた作品なんですが、最近アマゾンビデオで発見したので速攻で再鑑賞しました。やっぱこういうノリ好きっ
以下ネタバレ感想
原作との比較
高慢と偏見は原作も読んだことなければ、映像化作品もまったく見たことがなく、だいたいの話しはタイトルから予想はしてたけど、本作品を見て初めて結末を知った。って人もいるんじゃないですか?
安心してください、私も同じです。笑
ということで、原作のあらすじをウィキでさくっと調べてみました。
はい、この映画とほぼ同じです。
登場人物も、役割も、話しの流れも同じ。
違う点はゾンビの存在、ダーシーの職業とウィカムの行動(原作では駆け落ち後、高額の持参金を要求している)くらいですね。
ということで本作を見ていれば高慢と偏見の内容は知ったも同然ということでOKです!
分かりにくい部分がいくつかある
ゾンビを絡めた映画化にあたり、若干分かりにくい部分があるな?と。
・主人公エリザベスの家はそんなに大きいわけではなく、隣に越してきたビングリーは格上でイケメンである。さらにダーシーの方がイケメンで、さらに格上である。
・長女ジェーンは特別な美人だが、次女エリザベスの美しさはまぁまぁといったレベル。
・ダーシーの高慢さ。
このあたりが分かりにくいポイントかと。(上記3点についてセリフで説明が入りますが、実感は湧かない。)
まずダーシーの高慢キャラですが、市民を守るゾンビハンター(?)という使命感が強い仕事をしているので、冷酷で高慢な態度を取るのは職業柄しょうがないのでは?と思うし、ゾンビハンターなんて危険な仕事してるから格上感があまりないという。
小説は自分の中で想像してなんぼですが、映像化されると美人、そこそこ美人の区別がつきにくいというか…とくに外国人は日本人の私からしてみたらみんな美人なんですよ。。
結局は面白ければOKなんですがね 笑
設定が分かりにくいだのなんだの言ってますが、本作、大好きです。笑
格下の家であるエリザベスに上から目線な態度をとってしまうダーシー、そんなダーシーをムカつく嫌なやつという偏見の目で見てしまうエリザベス。という基本設定はちゃんと押さえられていますし、うまーい具合にゾンビもマッチしている。
タイトルからして最高に面白そうですよね、高慢と偏見(とゾンビ)なんていかにもB級のノリだけど内容はちゃんとしてる。ゾンビ部分もおまけではなくしっかり作られている。
キャッチコピーの「不朽の名作、感染。」ってほんと上手いこと言ったな!って感じです。
高慢と偏見は恋愛物ですが、恋愛に限らず高慢であること、偏見を持っていることというのは日常生活で発生するし、誰にも陥る可能性がある感情なので恋愛映画は興味ないけど話しだけ知りたい。という人にもこれなら見やすいし、大事な部分は伝わるのですごく良いアレンジだな~と思います。
高慢と偏見とゾンビ 総評
80点。
戦うカッコいい女性が好きな人。
ゾンビ物が好きな人。
中世系が好きな人。
は楽しめる映画だと思います^^
そして原作は興味あるけど恋愛ものはちょっと…という人にも、本作見れば原作知ったも同然なので是非!