やがて君になる アニメネタバレ有り感想
こんにちはシロクマです!
久々のアニメ感想です。やがて君になる。
ジョジョ5部の前に放送枠があって「面白そうなタイトルだしついでに録画しとくか~」っていう適当な理由で見始めたんですが、その時の自分グッジョブ!これは良い作品でした!
あらすじ
人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。
そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──
「私、君のこと好きになりそう」
以下私の感想
高校生活が闇だった私にはすごく分かる感情
侑の「私は誰も好きにならないよ」というセリフは、分かる人には分かるし、分からない人にはまったく分からない感情じゃないかな?と思います。
私はその感情はすごく分かる側です。
私の高校生活は闇でした。よく言えば一匹狼。悪く言えば誰とも話さない変人。
クラスの誰とも仲良くならず、誰かと仲良くしたいという感情も起きず、もちろん異性との恋愛なんて興味無し。クラスの○○があの人の事好きらしいよ~とか、あの2人付き合ってるらしいよ~なんて話しが耳に入っても羨ましいとも思いませんでした。(今は違いますが。)
高校生当時、そういう感情を持ってるのは私だけじゃないかな?と思ったこともあります。なので「人を好きにならない、という感情を持った女の子」がメインテーマのアニメを見ることが出来た、ただそれだけで嬉しいなぁと思ってしまいました。
アニメでは先輩と接していくうえで「好き」という気持ちに気づいていく姿が描かれていますが、現実ではそう上手くいかないことが多いと思います。実体験として書いていくとそれから10年くらいしてようやく恋愛について真剣に考えることが出来るようになったかな?と思います。
ただ、原作キャラが出来た経緯としては、燈子の設定が先に出来て、その救いとして好きという感情が分からない侑の設定が出来たらしいので、より作者が伝えたいのは燈子の自分を見つめる話しの方なのかな?とも思う。
絵が好み
お目目うるうる系より、クールな絵が好みなのでやがて君になるはかなりストライクでした!
1話目見終わった感想が「あぁ…絵が…好き…。」でしたもん。笑
漫画原作の作品なので、漫画もきっと好みだろうと思ってかなり気になっています。
佐伯先輩
ただ1つ気になる事があるとすれば、佐伯先輩はなんでちょっとダサい感じの服装なの~?お嬢様だから?合宿の時の服装はアカーン!ですよ。
っても、キャラとしては1番気になるキャラでして、中学時代に付き合っていた先輩の回想シーンだったり、1人でもやもやしたり、知れば知るほど「めっちゃい良い子じゃないか…」。
一貫して「特別にならなくていい、今のままでいい」っていうスタンスなのが「あ~分かる~今の良い関係が壊れてギクシャクするの嫌だもんねぇぇ~~~」ですよ。肉食系男女じゃない方は1度は思ったことがあるんじゃないですか?その気持ち。
あ~佐伯先輩けなげ。幸せになってほしいキャラであり、今後が1番気になるキャラでした。
やがて君になる 感想まとめ
80点。
絵がキレイ。ストーリーもしっかり考えられていて良し。重いシーンもあるけど、なにより侑の感情が動いているのが分かるのが良かった。
原作が超気になる。原作漫画はもう少し先のストーリーもあるみたいなので是非読みたい!