SSSS グリッドマン アニメネタバレ感想

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こんにちはシロクマです。

知人から「特撮のアニメなんだけど。良いよ。面白いよ。」とおススメされ特撮のアニメ?は?どういう意味?何言ってるの?と思いつつ見たSSSSグリッドマンGRIDMAN。

見て納得。確かに特撮のアニメ。笑 そしてこれはおススメしたくなるわな!

グリッドマン

画像出典:アマゾン

あらすじ

記憶喪失の響裕太はジャンクショップを営む同級生の宝多六花の家で目覚め、売り物のジャンクパソコンに映るグリッドマンと出会う。

翌日は友達の内海や隣の席の新条アカネに助けられながら学校生活を送るが、放課後現れた怪獣をグリッドマンと共に倒す為ジャンクパソコンの中に入って行ってしまう。

以下私の感想

特撮好きじゃなくても

変身したり怪獣が出てきたり合体したりってなんか懐かしいなぁ~なんて思ってたら円谷プロの特撮が原作なんですね!

私も含めて特撮好きではない人から見たら、変身シーンや合体シーンが「ダサい」「古い」とか思っちゃう事もあると思うのですが、アニメだからなのか?現代アレンジされてるからなのか?「こんなの見たことない」「カッコいいかも」というこの感覚。今までに感じたことのない変な感覚になりました。笑

絵がキレイなので余計にそう感じるのかもしれませんね。

「特撮を知る入口となる作品にすることが企画当初より重要視されている」というコンセプトは大大大成功なんじゃないですか?

基本は特撮だけどストーリーがちゃんとしてる

偏見かもしれませんが、特撮って敵の設定が変わるだけで流れがパターン化してしまっているイメージがありました。(←ほんと偏見)

アニメグリッドマンを見て思ったのは戦闘シーンはもちろんカッコいいのですが、それ以外の部分も充実しているという事。登場人物の役割やそれぞれの心情もよく描かれているのが良い。

特に六花とアカネの関係が良い。最終話は実写の女の子が起きるシーンになっていて「全部アカネの夢だった」ような雰囲気で終わっています。1晩の夢の中で起きていた出来事、自分の好きに作れる世界のはずなのに自分がどうしようもなく感じて辛くて、でも自分の友達として作った六花という存在に救われて目覚める(覚醒)のって。胸アツじゃないですか!

ヒーローなんて現実にはいない、全部夢だったんだ、今までの話に意味はなかったんだ。っていうどうしようもない最後と捉える事も出来るけど、誰の夢の中にも存在しているかもしれないっていう前向きな捉え方も有りってことです!

全体は真面目なんだけど、合間合間にちょっとクスッと出来るシーンがあって重くなり過ぎず、ちょうどいいバランスで見れるのも良いですよね。

絵が良い

アニメ見てこのキャラかわいいな~とか良いな~って思う事は多々あっても、全体を見て、背景を見て「すごく良い」と思う事は今まであまりなかったなぁと。(アニメ映画は別として。)

ウィキ見て納得です。物凄く挑戦的で実験的で、でも特撮を意識していて、背景も気合入っていて、CGっぽさがなくて、怪獣に魅力があって。すごく真剣に作られたアニメなんだな!ってのが伝わってくるんです。

部分部分「おや?」ってところもありますがそこはまぁ愛嬌。笑

SSSSグリッドマンGRIDMAN感想まとめ

総評:80点

最初は特撮のアニメってなんだ!?と思ったけどたしかに特撮のアニメだったし、想像していた特撮のイメージとは違っていてストーリーもしっかりしているし毎話出てくる怪獣もすごく魅力的だった。

特撮見たことない人へのきっかけになれば、っていうのは大成功ですね。




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