パンツの世界は多様性

公開日:  最終更新日:2019/04/01

8月2日はパンツの日^o^

ということで。色々気になるパンツについてのアレコレを調べてみました。

ちなみですが、私は「ズボンを汚さないため」が現代人がパンツを履く理由1位だと思っています。

ズボンをパンツと呼ぶ

私が子供の頃、衣類のズボンの事は「ズボン」と呼んでいました。ていうか32歳になった今でも普通にズボンって呼びます。

ズボンのことを「パンツ」って呼ぶ人もいますが、いつから?なんで?なんか違うの?(英語では衣類はパンツ、下着はアンダーウエアと呼ぶ、とかは一旦置いておきます。)

調べました。これだ!という成果が見つかりませんでした…なので以下は私の考えですが…ズボンをパンツと呼ぶようになったのは1990年代。

色々なファッションやらが流行り始め、「ズボンってなんかダサくない?英語でパンツっていうほうがオシャレだよね!」ってことでファッション業界やらなんやらが広めていったんじゃないか?と。

その頃には下着の「パンツ」も男性用はトランクス、ボクサー、ブリーフ。女性用はショーツといった風に呼び方が色々出てきていたので衣類を「ズボン」ではなく「パンツ」と呼ぶことになってもさほど困らなかったんだと推測します。

はっきりといつから、なんでっていう記録が無いってことはなんとなく広まった。っていう案で間違いないと思います!

ちなみに。

ズボンはjupon(ジュポン)というフランス語が由来。

そしてパンツは英語のpantaloons(パンタルーズ)が由来だそうですよ。

昔のパンツ

股間もっこりブーム

中世ヨーロッパでは下着としてのパンツという概念はあまりなく、ブライスやチャスズ(ズボンやスパッツ)のみを履いて過ごしていたらしい。

ここまでは全然良いのだが、驚くは貴族の流行について。

今の男性用パンツと同じようにおしっこしやすいように社会の窓なるものがあってボタンで開閉できるようになっているのだが、なぜか窓自体に装飾をつけたりわざと詰め物をして目立たせたりしていたらしい…。

現代でこんなことしたら完全に変態。

コッドピース

コッドピース

画像出典:ウィキペディア

犬も困ってますね。

詰め物ではなく小物入れともして使っていた場合もあるので、ちょっとは実用的なのかな?でもここから出してきた飴とか食べたくないなぁ。。

気になる方はコッドピースで検索。コッドピース自体は男性の股間を守る実用的な物として普及したんだけど、なんでこんな事になっちゃったんですかね?

機能性ばっちりユニオンスーツ

18世紀に入ると一般市民は男女問わずユニオンスーツなる下着を身に着けていたようです。

画像のは半そで半ズボンですが、当時は手首まで足首まであったんですって。

このころ貴族の女性達はコルセットガチガチのドレスが主流でした。

ユニオンスーツ

画像出典元:TOOT

“公式”TOOT-トゥート直販サイトへ

映画でこういうの着てるの見たことあります。トイレ行く時不便じゃないの?とか思ってたんですけど、股の部分が開くようになっているのでトイレ問題はなかったようですね。(そもそも不便だったら普及しないか。)

ユニオンスーツが普及した理由を推測してみました。

当時は「ゴム」というものが無く、何を着るにも結んだり締めたりしないといけなかったのが、オールインワンタイプのユニオンスーツなら締め付けがなく簡単に着られて便利だったからじゃないでしょうか。

当時のユニオンスーツは綿で作られていたそうで、すごく快適そうじゃないですか?冬とか。男性用は現存してるみたいなので、是非女性用も売り出してください!

1900年以降

1900年以降になると現代風の下着がどんどん出てきます。

女性用ブラジャーは1913~1914年頃。

男性用ブリーフの原型は1930年代。

ボクサーパンツの原型は1950年代。

1950~60年代になると白色以外の下着が登場、ファッション性が出てくる。

Tバックは1980年代に登場。

ここまでは海外の話し。

 

日本では昭和になってようやく「女性もパンツ履こう運動」が始まりました。

男性はふんどしを身に着ける習慣がありましたが、女性は着物に腰巻程度だったんです。

有名な「白木屋事件」、聞いたことある方も多いと思います。昭和7年(1932年)12月、デパート白木屋で大規模な火事が発生しました。和服の女性は救出に用意されたロープで地上へ降りる際に風でめくれる着物を手で押さえロープから落ちてしまったり、そもそも下着履いてないから丸見えになるのが嫌でロープや保護ネットでの救出を拒んだりと多くの女性が亡くなりました。

この事件以降、女性もパンツ(当時はズロース)を履こうと呼びかけが広まったんです。

私達が身に着けてる下着って結構最近になって出てきたものなんですね。

いつどこで誰が履くんだよ男性用パンツ3選【閲覧注意】

初めて男性用セクシー下着を履いてみたレポートをデイリーポータルさんで発見したので、履いてみようか気になる方は是非。

検索してるといつ履くんだよレベルのヤバそうなパンツがどんどん出てきて、世界は広いなぁと感じました。

レベル1 現代版ふんどし

紐の部分はゴムで出来ていて、普通のパンツと同じように履いたり脱いだりできて便利、とのこと。これくらいなら余裕ですね。むしろ男らしくて良いんじゃないでしょうか。

ふんどし

画像出典:アマゾン

レベル2 その布の面積、完全に女子用。

変人感が出てきました。なんかのインナーとして履くなら良いかもしれませんが、日常的にこれ履いてる!となると「お…おう。」ってなっちゃいますね。まずおしり側から。続いて前です。

パンツ

画像出典:アマゾン

アマゾンのレビューを見る限り一定多数はビキニパンツ愛好家がいるようです。ピタッとするのが良いんですかね。

レベル3 安定の例のやつ

はい、あれです。アマゾンレビュー見てるとほとんどはウケ狙いのプレゼントや購入なのですが、自分で着用する目的で購入している人も少数いるようでした。

腰回りの締め付けはなく快適そうですが、肩こりになりそうですね。このタイプの他にホルターネックタイプもありました。

セクシーパンツ

画像出典:アマゾン

その他調べていて分かったこと

夏場に股間の蒸れで困っているという男性諸君、トランクスではなく機能性ボクサーのほうが快適らしいですよ!

たい焼き親子は空飛ぶ夢を見る さんで実践されています。女性である私はあれとあれが張り付くなんて想像も出来ないのですが、なんか、大変そうですね。




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