【ザ・ブルード 怒りのメタファー 】映画ネタバレ感想

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ジャケとあらすじだけで見る映画決めちゃうので、年に数回はホラー映画を見ることになります。

こんにちはホラー苦手ウーマンです。

ザ・ブルード 怒りのメタファーもアマゾンビデオのあらすじだけ読んで「いかれ精神科医がやらかす系か、それってかなり私の好みじゃん。」と思い嬉々として見たらホラーでしたパターンです。よくやらかします。。

という事で今回はザ・ブルード 怒りのメタファーのネタバレ感想です!

怒りのメタファー

画像出典元:映画.com

ちなみにBroodは英語で「雛」や「~を育てる」のような意味を持った言葉で、メタファーは暗喩(直喩ではないイメージとか例え。)のことです。

こわい

私はジャパニーズホラーが怖すぎて見れません。

まだ若かった頃は気合入れて見ていましたが、30歳を超えた今、ホラーを見る気力も余力もありません。

ということで私のジャパニーズホラーの最強は「呪怨」で止まっています。(←これも怖すぎて何回も一時停止しながら見た。)

そんな怖さ最強のジャパニーズホラーですが、このザ・ブルードも負けてないくらいジリジリくる怖さがありました!

中盤(というか後半)まで全然そんなそぶり見せなかったのにジワジワと「あれ、なんだかおかしいな。なんだか変だな。」と思わせて「あれ…もしかしてなんか少し怖いかも。」という、「完全な怖い」じゃなくて「もしかしたらちょっと怖いかも」というのが良かったですね。

からの驚愕のラスト!!

うそ!

生むんですか!?

「気づいたら怨霊化していた。」とか「主人公が謎の力に襲われて怖い思いをした」とかはよくある(ある?)と思うんですが、このザ・ブルードは普通のホラーとは違う!「物理的に身ごもって」から「出産」までって!

キャリー(リメイク前のやつ)を見たときも「母親こわい。」でした。女性(とくに母親)がちょっとおかしい精神になってるシュチュエーションってすごく怖く感じます。

女性はヒステリーになりがちって私も自分自身のことを思うと納得できる部分もあるので否定はしませんが、ただのヒステリーであれば一時感情的になってるんだなぁ~で済むけど、ヒステリーで小出しにしないで溜め込んだ女性の思いって陰湿で怖さマシマシ。

結局最後まで精神科医の実験であんなことになったのか、精神科医はあれを止めるために奮闘していたのかは分かりませんでしたが、ヤバい精神科医の話しかと思わせておいて最後は患者の方が黒幕でした~って最高のエンディングでは!?

不覚にもジャンプスーツかわいい

子供たちが着ていたジャンプスーツ(つなぎ?)が可愛すぎた…ブルードは顔のアップになると怖いけど遠目で見る分にはただの子供なので、後半の3人で並んで歩いてるシーンとか可愛すぎた…

日本でもスキー場とか行くとジャンプスーツ姿の子供を見かけることはあるので、初見ってわけでもないのになぜあんなに可愛いと感じるのか?

日本で手に入る子供用ジャンプスーツって耳が付いてたり、柄に拘っていたり、いかにもこれ可愛いでしょ!って感じがするからかな?と思いました。(可愛さの押し付け?笑)

ブルード達が着ていたジャンプスーツは実用性が高そうな、でも子供らしいカラフルな色合いのもの。機能性重視だけど中身は子供なので溢れ出る可愛さを隠しきれていないからなのか!?

なにが言いたいかっていうと、日本で買えるジャンプスーツは全面的に「これ可愛いでしょ」を出してきてるのに対し、ブルード達は「防寒を重視した結果、可愛くなった」という違いじゃないんですかね!?

(※もちろん日本のジャンプスーツも可愛い!)

ザ・ブルード 怒りのメタファー 総評

80点。

ちょうどいい怖さ。

怖さの中にある可愛さ。

建物と家具がオシャレ。

うっかり見てしまって良かった。

私はこのくらいのホラーを求めている。




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